コーヒー用語について、、、
2019.10.01
ニカラグア美味しく頂きました
消費税増税🙌
10月から皆さんお忙しくなりますね~
当店は全くと言ったらウソですが
さほど影響はありませんでしたw
さて、
近年、スペシャルティコーヒーが身近になり
色々と専門用語も出て飛び交い
お聞きすることもあるでしょう
何個か商品のご紹介と合わせまして
お伝えしたいと思います!
【コスタリカ】
地域:ロスラブレス ナランホ ウエストバレー
品種:ビジャサルチ
標高:1450m
生産処理:ナチュナル
テイスティングノート
タルトのような甘さ、フルーティーな後味、レーズン・クランベリーのような酸味、チョコレート・優しい華やかな香り
Roast level: 中煎 / Medium roast
12人兄弟のアギレラたちは、ウエストバレーで2世代続くコーヒー生産者一家です。彼らの父は、70年前にその地域でコーヒー栽培を始めた生産者の一人です。近隣の農家たちは、
そこではコーヒーは育たないと忠告しましたが、今やその地はコーヒーが豊富に育ちます。彼の息子たちのアギレラ兄弟は、コーヒー栽培のため一緒に働いています。親戚と彼らは
2007年のカップオブエクセレンス※4で4位に輝いたときの報酬から建てたマイクロミル※5で、共同経営しています。最初、彼らの父はミルについて疑いの目で見ていましたが、しかし彼が喜ぶ結果になりました。ミルを持つ以前は、彼らは地域の協同組合にコーヒーを売っており、そのロットを買ったロースターたちと繋がりをもつことはありませんでした。「以前は誰も訪問してきませんでした。」とマイクロミルのゼネラルマネジャーの兄エラスモは言います。「今やフィードバックを得ることができ、その人の好みのコーヒーを作ることができる。」彼らは、多種多様な品種を栽培しており、ゲイシャ、SL-28、ブルボン、ビジャサルチです。良い品質と耐さび病のバランスを図るのが狙いです。このロットは、ビジャサルチの単一品種ロットで、サルチ村近郊で発見されたブルボンの矮性種です。
※4 カップ・オブ・エクセレンス
カップ・オブ・エクセレンス(COE)とは
各生産国において、その年の最高品質のコーヒーを選出するために開催されるのが「カップ・オブ・エクセレンス(COE)品評会」です。
厳しい審査を通過し最終的に国際審査員によって選ばれた「最高の中の最高のコーヒー」に対してのみその称号が授与されます。具体的には、国際審査員の評価の平均が86点以上に対して与えられる名誉ある称号です。
さらに、入賞した豆がネットオークションにかけられるのがCOEの特徴で、世界中のバイヤーが最高の豆を落札しようと入札に参加します。
最終落札価格のほとんどが生産者の手元に入りますので、コーヒーの質をスペシャルティコーヒー市場の基準に合うレベルにまで引き上げれば、生産者は大きな利益が得られます。同時に小さな農家が作る「最高のコーヒー」をスペシャリティコーヒーのバイヤーに紹介できます。また、入賞後は、多くのコーヒーバイヤーが農園を訪れ、継続的な関係を築き、安定的な収入を得ることができます。
良質な豆をつくれば正当に評価され、品質に見合った金額で販売されることを示したこの仕組みにより、生産者の意欲と栽培ノウハウが向上し、各国でスペシャルティコーヒーの品質が急速に高まりました。
現在11カ国でCOEは開催されております。
ブラジル(ナチュラル/パルトプトナチュラル)、コロンビア、ペルー、ブルンジ、ルワンダ、ニカラグア、エルサルバドル、コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ
※5 マイクロミル
ミルと聞けば、まずコーヒー豆を粉にするミルを想像されると思いますが、
今回のミルは「精製処理施設」のことです。
コーヒー豆をおいしく作ることはとても重要ですが、
収穫したコーヒーチェリーをおいしいコーヒーの生豆(なままめ)に
する技術がないと、宝の持ち腐れとなります。
精製の過程は設備が必要になるので、大きな農園では自前で用意出来ますが、
小さな農園ではそこまで出来ません。
そこで、小さな農園はコーヒーチェリーをミルに持ち込んで精製してもらったり、
売って現金に変えたりします。
最近は大規模なミルに対して、マイクロミルと呼ばれる小規模の処理施設が
作られています。
「大規模=メガ」に対しての「小規模=マイクロ」です。
お金のある農園が精製にもこだわってプライベートブランドを作るために
建てたり、小農家があつまってグループで建てたりしています。
パナマ、コスタリカでもこのマイクロミルが多く存在しています。
今後も色々お伝えしたいと思います😍