焙煎機について

2019.08.03

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コーヒー焙煎機の形式は、直火式・半熱風式・熱風式と大きく3つのタイプに分類されそれぞれの特徴があります
弊社は半熱風式を選択しています、、、、
 
半熱風式と直火式の構造の違いは、回転ドラムの胴体がパンチングメッシュなのか鉄板なのかの違いです。半熱風式は構造上チャフ(薄皮)がバーナーの炎の上に落ちることはなく排気によって排出されます。
クリーンさがあり酸味も引き立ちやすくスペシャルティコーヒーの焙煎では現在一番多く使用されている形式と思われます。半熱風式はドラム直下のバーナーにより暖められた熱風を一方向に向かって(ドラムの軸に沿って)豆に当てるために、対流熱によるカロリー供給は直火式より安定してきます。
半熱風式はドラムから豆ヘ伝わる伝導熱が直火や熱風よりも多く、このドラム熱をどのように使うかによっても焙煎の幅が生まれます。ここが半熱風の面白さだと思います。
ドラムの鉄板の厚みを増やして蓄熱性を高めたり、ドラムの周囲に遠赤外線を発生させる仕組みを付加したり、逆にドラム構造を二重にして豆が触れるドラムに直接バーナーの炎が当たらないようにし伝導熱を抑える二重ドラム(ダブルドラム)と呼ばれるタイプもあります。二重ドラムの場合は熱風式に近い構造となります。
代表的なメーカーはドイツ PROBAT, オランダ Giesen, アメリカ DIEDRICH
 
オランダGiesenの導入について↓

https://www.giesencoffeeroasters.eu/w1-series/
W1 Series
The perfect choice for roasting small batches of high quality speciality coffee. Enjoy the art of roasting and identify your perfect roast in a small batch. This coffee roaster combines high quality and extensive functionalities in a compact and easy to use roaster. The W1 series is available in three options. Find your perfect match!

W1シリーズ
高品質の特製コーヒーを少量ずつ焙煎するのに最適なので選択しました。 焙煎という芸術を楽しみ、小さいバッチで完全オリジナルな焙煎を構築できます。 このコーヒーロースターはコンパクトで使いやすいロースターで高品質と広範な機能性を兼ね備えています。 W1シリーズにはさらに3つのオプションがあります。そしてクロップスターも導入しますので、美味しいコーヒーの再現性が高まりました!
 
焙煎についてRoR、ドライイング、デベロップメントについては次回書きたいと思います😊
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