エチオピア アナエロビック入荷しました!

2023.07.02

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品質に優れたエチオピア アナエロビック ナチュラル!
特別価格で販売します
今回のエチオピアはノルディックアプローチ(オスロに本社を置く生豆卸業者)を通して購入するエチオピアのコーヒーは、彼らが長い年月を経て信頼関係を築いてきた農協や、個人農家との直接の取引、そしてECX (Ethiopian Commodity Exchange)を通して輸出業者にコーヒーを卸す、個人経営のウォッシングステーションからによるものでした。そして2017年、システムと規則が変更され、現在は個人経営のウォッシングステーションからもコーヒー豆を直接購入することが可能になりました。我々と関わりのあるウォッシングステーションは全て、周辺の数百もの小規模農家から直接コーヒーチェリーを購入しています。つまり、一つのロットのコーヒーの中には、数百もの生産者のコーヒーチェリーが入っているということになります。周辺の小規模農家は、主に原種(Ethiopian Heirloom)を栽培しています。それぞれの農家が収穫したコーヒー豆は、その日のうちにウォッシングステーションへと届けられ、日付と等級のタグがつけられます。コーヒー豆は伝統的なフルウォッシュド、エコパルプ(ミューシレージまで除去できる機械を使用)、またはナチュラル精製で処理されています。農協のコーヒーは統括団体の協同組合と、そしてエチオピアの農協で取引される全てのコーヒーに関わるマーケターや輸出業者によって直接取引されます。個人経営のウォッシングステーションからのコーヒーはここ数年、ECX(Ethiopiancommodity exchange) を通して取引されてきました。これらのコーヒーはノルディック・アプローチが現地でいくつものカッピング繰り返し、純粋にフレーバープロファイルと個性を基準に選別されています。2017年には、協同組合に入っていない個人経営のウォッシングステーションが、輸入業者に直接販売することが可能になりました。この完全公開により、100%どこで生産されたのか追跡可能になりました。今後も、この事がどのように市場に影響していくか、現時点では予測不可能ですが、我々ロースター、そして生産者や輸出業者にとっても、良いことであることは確かです。
 
嫌気性発酵とういうワード
アナエロビックファーメント【嫌気性発酵】が、今もコーヒー業界のブームとなってます。そんな微生物の力を借りて嬉しい変化を起こしてもらう発酵ですが、実は二種類あるんです。あ、ここからはコンポストをイメージして話を進めていきますね。
その発酵の種類というのが「嫌気性発酵」と「好気性発酵」。嫌気性発酵というのは空気に触れると死んでしまう、空気が嫌いな微生物による発酵のことで、好気性発酵というのは空気がないと死んでしまう、空気が好きな微生物による発酵のこと。この嫌気性発酵と好気性発酵にはそれぞれ特徴があって、その時の目的や環境に合わせてどちらにするかを決めるみたいです。
嫌気性発酵の特徴
嫌気性発酵では、発酵させる有機物が空気が触れないようにする必要がある為、密封する必要があります。後述しますが好気性発酵では生ゴミを入れる度に撹拌して空気を含ませる必要があるので、それと比べるとメンテナンスが楽です。しかし、完全に無酸素状態を作るのは難しいですよね。厳密に無酸素ではなくてもいいのですが、酸素が入りすぎてしまうと失敗して腐敗に傾きやすいので注意が必要です。また、嫌気性発酵では分解過程でメタンガスと消化液が発生します。この為メタン発酵とも呼ばれたりするみたいです。この消化液は水で希釈することで液肥として使用することができます。また好気性発酵と比べて発熱が少なく、その分熱で死滅する微生物が少ないので栄養価の豊富な堆肥ができます。好気性発酵と比べると発酵が完了するまでの期間が長いのも特徴です。以上が嫌気性発酵の性質です。具体的な密閉方法としては、ビニール袋やプラスチックの蓋つきバケツで密閉したり、土で覆って酸素に触れないようにするといった方法があるみたいです。このことを踏まえた上で各農園で嫌気性発酵がスタートし、素晴らしいコーヒー生豆が誕生しています。
 
<ミルクとの相性:◎ アイスコーヒー:◎ エスプレッソ:○>

地 域:Uraga
品 種:Dega, Wolisho
標 高:2,470m
精 選:anaerobic natural

テイスティングノート
熟した濃厚なベリー系のジャムのような甘さ、
ブラックベリー、ブラックチェリーの香り、プラムのような酸味

Roast level: 浅煎り / Light roast
 
ぜひお試しください
数量限定です
 
よろしくお願いします!
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