スマトラジャンピ終売、新しい銘柄のスマトラマイクロロットが入荷しました!

2021.01.08

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インドネシア、スマトラ島北部のトバ湖南東、フタジュル地域
リントン地区は非常に品質が高いのですが、組合も少なく地域独特の特殊な地場市場の関係で入手が大変困難で、純粋なリントン産のフレーバーを持った原料を確保するのが大変困難なところです。希少なコーヒー豆の入荷です!

<ミルクとの相性:〇 アイスコーヒー:◎ エスプレッソ:△>
国:インドネシア
地域:スマトラ島北部のトバ湖南東、フタジュル
標高:1,450m~1,600m
品種:ジェンベル(Jember), オナンガンジャン(Onang Ganjang), アテン(Ateng),ティムティム(Tim Tim), シガラルタン(Sigarar Utang)
精選処理:スマトラ式精製 / Gilling Basah (Wet Hulled)
不規則な降雨条件のもと乾燥期間短縮のため、コーヒーチェリーを脱穀後1日1次乾燥させた後、湿った状態のパーチメンとを脱穀し2次乾燥させる方法

テイスティングノート
スパイシーでハーブ感に溢れ、繊細な酸味とふくよかな甘み、マイルドなボディー、口当たりはベルベッティーでありながら後味はシャープです。
Roast level: 中深煎り/ Medium Drak roast
 
スマトラのコーヒーは、しっかりとしたコク、スギ、ピーマン、ハーブを思わせるフレーバー、マッシュルームや土の香り、時にバルサミコのような風味が特徴です。この島では特異な品種を特有の方法で生産処理することにより、際立つ特徴を持ったコーヒーが存在しています。それらは、いわゆる“伝統的な”風味の傾向とは完全に違ったものになり、際立った甘み、凝縮されたイチジク、レーズンや黒砂糖のフレーバーに溢れています。カティモールはスマトラでよく見られる品種ですが、それ以外の品種に注目してみると、先述したようなこれまでにはないフレーバーをもつ銘柄との出会いに恵まれることがあります。
生産の歴史
コーヒー生豆生産地風景~インドネシアコーヒーは小規模農園で栽培され、“スマトラ式”(湿式脱殻)で処理されます。コーヒー豆は独特な青みがかった緑色をしており、それはこの処理法に由来します。
スマトラのコーヒーは、インドネシアの熱帯雨林のような野性的なエッセンスを備えています。私たちは、控えめな酸味に滑らかな口当たりと、森林や大地を思わせるような風味、深く複雑でいて力強いコクをもったスマトラの銘柄に出会うまで何度もカッピングを重ねてきました。素晴らしいスマトラコーヒーには、バタースコッチのようなクリーミーでしっかりとした甘みがあり、時にスパイス、そしてカビっぽい風味が感じられるのです。(そうです!カビ臭さです。ジャングルの中の腐敗臭ではありません。このカビ臭さに出会える瞬間が数多くのカッピングが報われる時なのです!)
スマトラ産のコーヒーは、翡翠のような濃い青緑色をしています。他の乾燥式のコーヒーと同様、スマトラのコーヒーはどうも必要以上に深く焙煎してしまう傾向があるようです。というのも焙煎の際、豆に色がつきにくく、また慣れない焙煎士によると焙煎による色ムラが発生しやすいからです。
スマトラのコーヒーは手選別され、1度のハンドピック、2度のハンドピック、そしてさらに3度目のハンドピックがなされるロットもあります。スマトラでは小さな村々で、コーヒーを地面に広げて乾燥させるため、そうしないと乾燥の段階で混ざってしまった木の枝や石ころを取り除ききれないのです。ただし、3度のハンドピックは、正しい意図で行われていなければ必ずしもカップクオリティを上げるとも言い切れません。
ここ数年でのスマトラのコーヒーの品質の向上はめざましいものがあります。また生産者と共に、特定の品種を他と区別して栽培し、水洗式を含む新しい生産処理方法を試すなどのプロジェクトも進行中です。
マイクロロット
よろしくお願いします🤲
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